営業時間 | 9:00~18:00(定休日なし) |
---|
エアコンの工事を行う時、隠蔽配管という工法で行う場合があります。
隠蔽配管とは、エアコンの配管を天井裏壁や壁の中に隠し、外から配管がほぼ見えないようにする工法です。
新築の一戸建てや窓が部屋中になくてエアコンの設置ができない場合や、家屋のデザインを大切にしたい場合などに、エアコンの配管を繋ぎ隠蔽配管にしてます。
ただ、隠蔽配管に関わる工事は非常に複雑で、エアコンの修理や買い替えで工事が必要になると、追加費用が発生します。詳しくはお問合せください。
弊社では毎年数十件~100件以上の隠ぺい配管工事を行っております。
隠ぺい配管には経験豊富なのでご心配なくお任せください。
通常、家庭用エアコンの配管を行う場合は、露出配管という方法でエアコンの配管を行います。
露出配管とは、室内機の取り付け位置から家の外に向けて、一直線に壁に穴を開ける工法です。
それに対して隠蔽配管とは、壁や天井裏の内部で配管を折り曲げ、配管が外に露出する箇所を最低限に抑える工法です。
隠蔽配管には、家を建てる段階であらかじめ壁の中などにエアコンの配管を通しておく先行配管と、配管を通すスペースだけを先に作り、後からエアコンの取り付け工事を行って配管を通す2つの方法があります。
これからご自宅の配管を隠蔽配管にしようか迷っている方は、どの隠蔽配管でエアコンを取り付けるか、ご自宅の完成予想図を考えたうえで決めましょう。
それでは、隠蔽配管にする場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
ここから詳しくご紹介していきます。
先ほどご説明したとおり、隠蔽配管には家の外観をより美しく見せるメリットがあります。
配管の部分が壁の中に隠れるため、たるんだ配管などが外から見えることがないからです。
そして、隠蔽配管のメリットは、家の外観の美しさを維持するだけではありません。
以下のような状況でも、エアコンを設置することができます。
このように、隠蔽配管の施工をすれば、露出配管ではエアコンを取り付けることができない部屋にもエアコンを取り付けることができるようになります。
そのため、スペースに余裕がない都心のマンション等で、よく用いられる配管の施工方法です。
対して、隠蔽配管のデメリットは、以下の点が挙げられます。
このように隠蔽配管は、修理時の手間や費用、空調効率、そして衛生面といった点でデメリットがある配管方法です。
以上の理由と、将来的な家屋のメンテナンスといった点から考えると、隠蔽配管は負担の大きいエアコンの設置方法です。
露出配管でエアコンが設置できるのなら、隠蔽配管での施工は避けたほうがよいでしょう。
以上が、家の配管を隠蔽配管にするメリット・デメリットです。
あなたはご自宅の配管をどのように施工するか、もう決めましたか?
ここからは、隠蔽配管にエアコンを取り付ける場合の費用についてご説明していきます。
先行配管 20000円+配管費用(2500円/m)2分3分の場合
エアコン取替え工事 基本工事+10000円
配管溶接接続な場合 +15000円
エアコンを古いタイプから新しいタイプに買い換えて、配管を再利用する場合、配管洗浄の作業が必要な場合がございます。
古いタイプのエアコンと、新しいエアコンでは使用している冷媒ガスの種類が異なるので、そのまま再使用すると、不純物が生成されてしまい、エアコンの故障を引き起こす可能性があるからです。
2010年以前に製造されたエアコンの多くは、現在主流となっているR32ガスとは異なった種類のガスが使用されています。
以前使用していたエアコンの配管を再利用したいと考えている場合は、エアコンの製造年月日と使用されているガスの種類を確認してください。エアコンの据付説明書やエアコン室外機の側面などに記載されています。
業者によって異なりますが、配管洗浄の費用の目安は以下のとおりになります。
配管洗浄の費用の目安
配管洗浄(1台分) 30000~50000円
このように配管洗浄を行うとなると、かなり高額な出費となります。
また、配管が以下のような状態になっている場合、配管の再利用はできません。
詳しくはお問い合わせください。